先日、脇の下のリンパ腺が腫れたため、
検査の一環として胸部CTスキャンを撮りました。

いままで意識していなかったんですが、
CTスキャンは放射線科で行われるんですね。

受けてからですが、いわゆる「医療被曝」が気になったので、
被曝量や副作用について調べてみました。

その前に、まずは私の受けたCTスキャンの体験談をお読みください。

CTスキャンってなに?どうやるの?

CTスキャンの「CT」とは、
コンピュータ断層撮影(Computed Tomography)の略称です。

X線で身体を輪切りにするようにして、横断面を画像に写し出す検査のことを言います。

CTスキャンには、薬剤を用いない「単純CT」と、
「造影剤」という、X線吸収率の高いヨード剤を四肢の静脈に注射して
撮影を行う「造影CT」があります。

造影剤を用いる目的は、画像のコントラストをはっきりさせることで、
より詳細な観察を可能にするためです。

実録!胸部CTスキャンの手順

放射線科に行くと、技師と看護師さんが迎えてくれました。

シャツの下のブラジャーだけ外し、
服は着たままで、CTスキャンの寝台に横になります。

看護婦さんが、点滴をする準備のために上腕をきつく縛り、アルコールで消毒。

「チクッとしますよ」と言われると、やっぱり身構えてしまいます 笑。

針に点滴のチューブをつけ、痛いかどうか聞かれました。

それほど痛くありません。

すると、両腕をバンザイの形に上げるように言われます。

気分が悪くないか?痛みはないか?確認。

スキャンを行う技師から、スキャン中に指示があるので、
それに従って息を吸って10秒程度止めるように言われ、スキャン開始です。

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女性の声で、「息を深く吸って止めてください。」

(十秒後)

「楽にしてください。」という指示が2度ありました。

すると、看護師がやってきて、これから造影剤を入れるということ。

この時点までは、針を刺しただけで、
まだ造影剤を入れていなかったんだと改めて気が付きました。

(単純CTだったということですね。)

技師の方から、「体が熱くなりますよ。苦しくないですか?」と聞かれます。

1分もしないうちに、主に下腹部を中心に温まるような感じがしてきます。

「苦しくないです・・・でも熱くなってきました」と答えると、

「わかりました。胸が苦しいとか、かゆいとか、
なにか変化があったら言ってくださいね。」

その後、先ほどと同じ手順で、スキャン再開。

「息を深く吸って止めてください。」

(十秒ほど)

「楽にしてください。」

これが2度。

「はい。おしまいです。」

ああ・・・よかった。

意外と短かった。

実質10分程度でしょうか。

その後、点滴がまだ終わっていないので、点滴をつけたまま、廊下で座って休みます。

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点滴が終了したことを知らせると、
看護師が針を抜いてテープで傷跡を止めてくれました。

「造影剤は尿から体外に出て行くので、お水をたくさん飲んでください」という注意。

それ以外に特に食事に気をつけることはないか聞くと、
なにもないという答えでした。

検査は以上で終わりました。

胸部CTの被曝量 危険性は?

一度のCTで受ける放射線は7.0ミリシーベルトだそうです。

このシーベルトというのは、放射能の人体への影響量を表す単位です。

以下は、日常生活における被曝量の目安の数値になります。

[ip5_ornament design=”bg-deco-postit3″ width=””]
50ミリシーベルト 放射線業務従事者の年間被曝の上限
10ミリシーベルト ブラジルのガラパリで年間に受ける自然放射線の量
6.9ミリシーベルト 胸部エックス線CTスキャン1回で受ける線量
2.4ミリシーベルト 1年間の自然放射線被曝の世界平均
2ミリシーベルト 胃のレントゲン撮影1回の被曝量
1ミリシーベルト 一般市民の被曝限度(自然放射線・医療被曝は除く)
0.6ミリシーベルト 胃のX線検診1回の被曝量
0.19ミリシーベルト 飛行機での東京 – ニューヨーク間往復で受ける被曝量
0.05ミリシーベルト 胸部X線の集団検診で受ける被曝量。[/ip5_ornament]

この目安を見る限り、
ブラジルのガラパリで年間に受ける自然放射線の量よりも低いので
それほど強くはないだろう、と思われるかもしれません。

しかし、注意して欲しいのは、これは1年間で浴びる数値であり、
CTスキャンは10分ほどの短時間です。

実際には、CTスキャンは「医療被曝」であり、
検査の一環で放射線を当てることで、逆にガンになることはないとは言い切れないようです。
(参照:大阪大学医学部附属病院王斜線部「放射線被ばくについて」)

だからといって、CTスキャン=被曝=危険、と判断するのはちょっと早計でしょう。

放射線診療を行う前提には、この医療被ばくによる障害発生の可能性や危険性(リスク)より、患者さんの利益が十分に大きいと考えられることがあります。
(参照:正マリアンナ医科大学放射線医学 「患者の皆さまへ」)

つまり、この検査により、身体の病変が発見され、
それによって適切な治療が施されるという可能性です。

まとめ

上記のように、CTスキャンには何のリスクもないか、というと、
残念ながらそうではないようです。

私は、そこまで考え至らず、CTを受けてから、上記のような情報を知りました。

CTスキャンを受ける必要があり、なおかつ、危険性に関して不安があるのであれば、
事前に、それに関する疑問を、医者や、より知識のある技師と十分に話し合うことをお勧めします。

特に、機器によって被曝量は異なることがあるそうなので、
正確に何シーベルトの放射線にさらされるのか聞いておきましょう。

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