スポンサーリンク
賃貸アパートに住んでいる方、またこれから借りようとしてる方、「地震保険には入る必要あるのかな?」と悩んでいらっしゃいませんか?
ご存知のように日本は地震の多い国です。
そして未だに正確な地震予知技術は確立されていません!
いざ地震が起こって、住居が倒壊したら?建物の一部が破損したら?
・・・
この記事では、賃貸アパートの地震保険の必要性と、実際に何が補償対象となるのかについて解説していきます。
地震保険は必須ではない、しかし・・・
まず、結論から言います。
あなたがアパートを借りる側なのであれば、地震保険は必須ではありません。
なぜなら地震により倒壊や破損の場合は、賃借人(賃貸を借りる人)に責任がないからです。
民法などでも定められていますので、法律上で貸借人側はまもられていることになります。
地震が原因の修繕は貸主が責任を持たなければならない
貸借人になっている時、地震が起きたら困るから保険に入っておいた方がいいのかな?
なんて考えますが、賃貸に住んでいる限り地震保険は必要ありません。
なぜなら民法606条の修繕義務において、地震で起きた被害の修繕は貸主の責任でしなければならないと決まっているからです。
もしあなたが借りている家が倒壊してしまったり、地震でなにかが壊れてしまったとしてもあなたは修繕する必要がないのです。貸主が責任を持って直さないといけないと法律で決まっているからなんですね。
もし部屋の一部が使えなくなっていたら家賃の減額に応じたり、そもそも住めない状態なのであれば交渉次第で家賃を支払わなくても大丈夫です。
貸主はあなたが家賃を支払っている以上、あなたが快適に住める状態にしておかないといけない義務が法律で定められているから。
だからあなたは地震によって建物が潰れてしまうようなことがあっても金銭的な心配はいらないということです。
地震保険に家財への補償はない
ただ地震において壊れてしまうものは建物だけではありません。
家の中の家財、いわゆるテレビなどの電化製品やタンスなどの家具。そして収納されている貴重品なども家財にあたります。
そういったものが地震による水漏れで浸水してしまったり倒れて壊れてしまったとしても、貸主にはそこまで面倒を見る必要はないんです。
スポンサーリンク
なので部屋の中にあるものは自分で責任を持たないといけないので、家財は地震保険にかけたくなります。
しかし気をつけてください。通常の地震保険には家財の補償が含まれていないのです。
じゃあ、家財については保険に頼るのではなく、自分でなんとかしないとしないといけないのでしょうか・・・
建物ではなく家財の補償がほしい場合
ここまで読んで、賃貸の場合には地震保険が必要ないことがわかったと思います。
しかし、「じゃあ、家財を保証してくれる保険ってないの?」と思った方、
はい、実は家財に対応した保険も存在します。
それは「家財保険」というものです。
家財保険とは?
家財保険というのは火災保険の一種です。
補償対象である家財が何を指すのかについては、保険会社によって異なりますが、以下、いくつか例を挙げておきますね。
[box class=”box31″ title=”家財に含まれるもの”]
- TV、パソコン、等のAV機器
- 冷蔵庫、洗濯機、等の家電
- テーブル、椅子、タンス等の家具
- 洋服[/box]
[box class=”box33″ title=”家財に含まれないもの”]
- ペット・植物
- 自動車・バイク
- 眼鏡、コンタクトレンズ、補聴器、義歯または義肢
- 通貨、小切手、株券等の有価証券
- 帳簿、稿本、設計書、図案、プログラム、データ、等
[/box]
※繰り返しますが、保険会社やプランによって何が家財に含まれるか含まれないかに違いがありますので、契約の際には必ず担当者としっかり話し合ってください。
また、家財保険によって、地震で破損した場合に保障が下りない場合もあるので注意してください。
地震で保障がされる家財保険に興味があれば、複数の保険を比較できる無料相談をお勧めします。
スポンサーリンク