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私は現在茨城県水戸市に住んでいますが、数年前に引っ越してきた当初はワイモバイル(旧イーモバイル)のWifiルーターに契約してネットを使っていました。
その後しばらくして、自宅用にフレッツ光を導入し、外出先ではワイモバイルのポケットWi-Fiを使用しています。
フレッツ光とポケットWi-Fiルーターの契約を検討している人のために、それぞれのメリットとデメリットをまとめていきます。
目次
ポケットWi-Fiルーターのメリット
機動性がある
ポケットWi-Fiの一番のメリットは、どこへでも気軽に持ち運びできること。これに付きます。
外出の際に持ち出せるだけでなく、引越しをする際にも面倒な手続きや工事は必要ありません。
契約したその日から利用できる
ポケットWi-Fiは、工事が不要ですから、購入契約がされたその日に、すぐに利用することが可能です。
ポケットWi-Fiルーターのデメリット
回線が不安定
一方、ポケットWi-Fiのデメリットとして、回線が不安定、というものがあります。
無線なのでこれは仕方ないことと言えるでしょう。
利用する場所によって、ほとんど繋がらないことが多いです。
会社のWi-Fiが不安定で切れそうになり、自前のポケットWi-Fi持ち出したら電波が入らない。此処は東京じゃないのか!
— 雨虎(犬) (@amecoexe) June 16, 2015
ポケットWi-Fiを検討している方は、利用可能な地域を事前にしっかりと調べてから契約することをお勧めします。
また、場所がどこであれ、動画の視聴やゲームなどにはあまり向きません。
ポケットWi-Fiには、もうひとつ大きなデメリットがあります。
通信量と速度制限がある
ポケットWi-Fiを契約する際に、ほとんどの人が「パケット定額プラン」に加入されると思います。これは、ネットをどれほど利用しても、料金が一定であるサービスです。
現在は、ほとんどのWi-Fiの定額プランには、データ通信量に制限が掛かっています。
1ヶ月に7GBを超えると通信速度が制限される
たとえば、ワイモバイルは、「標準モード」では、当月利用のデータ通信量が7GBを超えた場合、当月末までデータ通信速度が制限され、送受信時最大128Kbpsとなります。
1ヶ月に7GB。
これは、具体的にはどれくらいの量なのでしょうか?
一例ですが、YoutubeのHD画質(720p)を見たとすると、8時間も観ないうちに7GBに到達します。
月の初めから、一日1時間Youtubeで動画を観たとしても、1週間ちょっとで制限が掛かってしまうことになります。
では、制限がかかり、送受信時最大128Kbpsになるとどんな感じになるのか?
送受信時最大128Kbpsの制限について、私の経験からお話します。
まず、通常のサイトが表示されるのに十数秒時、悪くすると1分以上時間がかかります。
そんなスピードですから、ゲームや動画鑑賞を始めると、途中で動かなくなります。つまり、速度制限がかかった場合ゲームや動画鑑賞は諦めたほうがいいでしょう。
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しかし、モバイルルーターの速度制限は7GB越えだけではありません・・・
直近3日間で1GB以上使用すると24時間の速度制限
これは、すべての機種に適用されるものではありませんが、ワイモバイルでは、前日までの3日間の利用通信量が、839万パケット(約1GB)以上出会った場合、24時間の速度制限が適用されます。
他のキャリアにおいては、必ずしも3日間の利用通信量が、839万パケット(約1GB)というわけではありません。
UQコミュニケーションズを見てみましょう。WiMAX 2+およびau 4G LTEは、データ通信量が「直近3日間で3Gバイト」を超えた場合、通信速度が上下最大で1Mbps程度に制限されます。つまり、3日間3GBですね。
ソフトバンクはどうでしょうか?公式ページを見ると、「直近3日間(当日は含まない)のデータ通信量が1GB以上」の場合「当日午前6時から翌日午前6時まで」通信制限があると明記されています。こちらは、3日間1GBです。
docomoは、Xiデータプランを利用した場合、1ヶ月の利用データ量が3GBを超えると速度が128kbpsになります。
どのキャリアにおいても、こういった速度制限を解除するために、上級のプランに申し込んだり追加料金を払うこともできますが、そうなった場合、当然のことながら割高になります。
そもそも、モバイルルーター自体、回線が不安定なわけですから、そこまでして利用する価値があるのか?という疑問が生じます。
光回線のメリット
では、フレッツ光をはじめとする光回線のメリットを見てみましょう。
回線が安定している
光回線の一番のメリットは、有線だから、通信が安定していること。
もし、ネットを使う目的が、オンラインゲームをやったり、動画を見たりすることならば、光回線を選択したほうが無難でしょう。
速度制限がない
光回線のもうひとつのメリットは、金額が定額であり、たとえ、一日に1GB使おうが、3GB使おうが、速度制限がない、という点です。
いくらネットを使ったとしても、スピードが落ちることはありません。
光回線のデメリット
もちろん、光回線にも弱点はあります。
導入するのに工事が必要
光回線は当然有線なので、電話線から線を引く工事が必要となります。
工事自体は1時間もかからないものですが、場所によっては工事の予定がすぐに立てられなかったりして、しばらく待つことになるかもしれません。
初期設定がモバイルルーターよりも複雑
工事が終わったあとに、コンピュータでフレッツ光の設定を行いますが、これはモバイルルーターを繋ぐのと比べて、少しだけ複雑かもしれません。あくまでも最初の設定だけですが。
まとめ
上記でわかるように、ネットで動画を観たい!オンラインゲームをガンガンしたい!という方は、安定した、速度制限のない光回線をお勧めします。
しかし、「それほど動画を見たりとかはしないけれど、ノートパソコンであちこちで作業をしたい」という方は、機動性の良いモバイルルーターをお勧めします。
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